2016年良かったアルバム
廻りのベストを見てるとモチベが出てきて備忘録的に毎年良かったアルバムだけ抽出後、2、3ヶ月更新を頑張り、飽きて放置のパターンが続くので、いっそ年間ベストだけ頑張る方針に変更。観測範囲において今年は全体的に高水準だったというか、凄かったです。これ以外でもATCQ、toconoma、rovo、uchuu、なのるなもない等、例年になく新しく買った音源を聴きかえした年だった。
American football / American football
新作出すほどガッツリ再結成してるとは思ってなかったのでうれしい誤算。自分のポストロックの原風景なので1曲目の途中で泣きそうになった。新規開拓に熱量があった時代にtoeやMogwaiを少し聴いてポストロックを攻めようとなって、Sigur rosやGastr del solやMice paradeをスルーしてなぜAmerican footballに行ったのか、今思うと意味わからん。Owen以降ということで旧作より大人しい印象。それと久しぶりということで本人達もAmerican footballらしさを意識しているで、期待してるものが期待通り出てくる安心感。でも思い入れ補正が大き過ぎる1stを超える事はこれからも無いとわかったのが悲しくもある。
Owarase night / フレデリック
日本のロックバンド。2015年3枚目ぐらい。前作『oddloop』というか、その中でバンドの代表曲になりつつある1曲目『オドループ』と従来の路線との擦り合わせを丁寧に行ったアルバムという印象。ライブ受けの良さそうなノリの良さと、ちょっとひねくれたヘンテコな感じを上手に合わせていると思う。言葉遊びや語感を意識してそうな歌詞もあって、Super butter dogと同じような変遷を辿ってる気がするなと、懐かしんだりそうでなかったり。